日月日誌 hitsuki nisshi  

来し方行く今と日々のアーカイブとして綴っています

インドにて、旅の佳境に入る私。その②

カストロのお話、その②.

 

なぜ、そんなに詳しいのか…の質問に対する驚きの解答、、、

 

 

カ「実はね。7年前までボクはコミュニストでね。」

 

私「コ・・コミュニストΣ(・ω・ノ)ノ!!」

 

カ「父親がコミュニストだったから。だから名前がカストロ。で、神様なんて全く信じてなかったわけ。
でもね、政府の仕事をしたいと思って、募集を探していると、その募集がここミーナクシーにあったわけよ。それで、試験を受けることにしたんだ。

だって、給料はいいし、ナイスガールと結婚できるしさ。

で。

 

その試験は一般試験と神様に関する試験があってね。一般試験は数学とか、そういうやつ。そしてもう一つ、神様に関する問題もあって、それについてはさっぱりわからなかったわけ。それで一年目は箸にも棒にもかからなかった。

 

その後、また挑戦したんだけど、その時は実に表面的な理解だけで、ただ問題を解いてたんだ。そしてまた落ちたわけ。
でも、いつしかだんだんに、神様について詳しくなってきて。そして、どんどん深く深く学び始めたんだ。

 

そして、シヴァについて知るようになり、この世の仕組み、宇宙の仕組み、どうやって輪廻の輪から抜け出せばいいか、そういうことが少しずつ解り始めた。

この世には何も持って来れないし、この世から何も持って行くことができない。
自分について知らなければ、人について知ることなんてどうやってできる?

自分を深く深く知ること。そして、体験すること。それしかない。

いってる意味わかる?」

 

私「なんか、すごいね。コミュニストカストロ…。意味わかりますよ、はい」

 

カ「では中を案内しましょう」

 

 

ということで、もう一度、ミーナクシ寺院の中を案内してもらうと、昨日とはまた違った風景が見えてきた。

 

ミーナクシ寺院は、全体が人の形をしているとのこと。

その半分がシヴァ、そして半分がパールヴァティ、本尊もリンガムとミーナクシーで、いわゆるアルダナレーシュワラ(半身が男性で半身が女性)になっていること。
そして、ミーナクシ―の足元には、数々の宝石、とりわけ、エメラルドをあしらったヤントラが埋め込まれており、外にもヤントラが描かれている。(それはそれはすばらしく美しいヤントラだった!あんなきれいなのはじめてみました)そのヤントラは12年に一回、総入れ替えのための祭祀が行われるんだそうです。

 

そして、リンガムに至るまでは7つのチャクラが配置されていて、リンガムはその7を超えた先に位置していること。
また、天井に描かれたリンガムが、どの方向から見ても自分の方を向いているように見える不思議。

 

カ「要するに、シヴァはいつでもどこでも見ているということだよ。でも、こちらからはシヴァは見えない。それは何故でしょうか」

 

私「シヴァがあまりに小さすぎるため、目に見えない」

 

カ「笑。あまりに小さいのと同時に、あまりに大きい。そして、シヴァがみえないようにベールがかかってるんですねー」


私「おお!マーヤ―ですね!」

カ「いかにもマーヤーです。それが取り払われた時に、シヴァが見えるようになる。シヴァのいたずらはすごいよ。震えるほど怖い。そして、信者の信仰を試すんだね」

 

そのあと、いくつかのシヴァの逸話をはなしてくれました。
それらが、ヨガのアシュラムで先生が話してくれたのと寸分たがわずだったので、
あぁ、この人口から出まかせいってるんじゃないんだなと再度確認できたのにくわえて
緑のミーナークシがとっても心に濃く残るようになりました。

最後 カストロと固く握手して、別れたのでした。

 

以上、、、

 

これから、アルナーチャラでの生活がはじまります。

短いけど長い6日間、今年最後のインドを味わってきます!