日月日誌 hitsuki nisshi  

来し方行く今と日々のアーカイブとして綴っています

だいじな種のおはなしを聞いた。

今年に入って、種子法の改正が行われたというニュースを耳にした瞬間

あ、とうとうやばい!

と思った。

 

日常生活で見えないところの支配が進んでいく

なんていったらいいかわからない気持ち悪さがものすごいあって

これは、たぶんそういうものの一環に違いない。

そう思ったし、そういう人がたくさん現れた。

 

神様の領域が侵されるみたいな感覚になりました…。

 

そんなこんなななか、

この時代にロックに固定種を守り抜いている

野口の種の野口さんが、アムリタハート(アンマの団体)

主催で講演をなさるというので、

フワっとした知識じゃなくて、何がどうなのか、

とにかくガツンと知りたかったので、

すべてを放り出して、永福町の公民館にでかけた…

 

 

そして

わたしの危惧のあり方の方向がちょっと誤っていた!ことと、

さらに、その危惧どころではないヤバイ自体が刻々と進行していることが

全部クリアーになり…ほんとに有難かった。

 

 

まず、種には

 

在来種

固定種

F1

GM

 

とあります。どれも聞いたことがあるでしょう?

 

それぞれ

 

在来種・・・農家の自家採取を続けた種 容易に他と交配してしまったりするので、形質は安定しません。

 

固定種・・・タネ屋(たとえばこの野口さんとか)が形質を固定したタネ。

地域の土地に適した形で、年月をかけて種の形質を固定化していきます。
形質が固定されている為、できた種を翌年に蒔けばまた同じ形質をもった野菜が収穫できます。生命の多様性はしっかりと残っているので、形や重さが不揃いだったり、生育速度に差があったりしますが、風味豊かな、味の濃い、とてもおいしい野菜になります。

 

F1種・・・異品種をかけあわせてつくった雑種。

メンデルの法則を利用した揃いの良さがF1の強み。

1代限り見た目のいい大きいものができたりするため、販売に向き、作り易かったり、形が良かったりするため販売に向くが、次の世代はつかえなくなる、その1代のみ。タネ屋にとっては、毎年買ってもらえるという利点がある。

 

GM・・・遺伝子組み換え。これは明らかにヤバイのわかると思うので割愛。

 

 

ここで、心配の種だった、種子法について、野口さんから心配ないということを教えてもらいました。

野口さんにいわせると、種子法が無くなることは、今まで農協が独占してきた

流通やそれに関わる農協の職員の仕事がなくなるだけで

全て販売は農家の判断に任されるため、以前よりも断然「普通」に近づくだけで

何の問題もない!

とのこと。

 

ええええー!

そうなのか。それでは、杞憂だったんだ!

よかった。

 

問題はそこではなかったんですね。

 

もっとヤバイ自体がもう浸透していたわけです。

 

それは、もはや、全世界にいきわたりつつあるF1種です。

 

たとえば、黒人と白人をかけあわせたときに黒人の形質が出てくる。

日本人と西洋人のハーフだと子供はモデルみたいな大きい見目の良い形質が出る。

のように、二つの形質がかけ離れればかけ離れるほど

雑種強勢」というらしいが、「強さ」が生まれるらしい。

 

それを利用したのがF1種。

とにかく、1代だけ見目のよい、形のそろった色のいいやつができればいい。

 

そういう品種で、農協や店頭で買うものはほぼすべてこれだ。

もう世界中でこれなのだ。

形の揃った野菜はすべてF1種。

 

自然に任せていたら自家受粉されてしまい、

思うような雑種の野菜が得られないナス科などは

「除雄(じょゆう)」という、いわば字からも分かるように

雄しべを人為的に取り除いてしまう作業が行われる。

そして、雌しべが受粉可能になるときに、別品種の花粉をつけてやるというわけです。

 

 

「自家不和合性」という、

自分の花粉で自家受粉することを嫌う菜の花などのアブラナ科の植物には、

ハウス内の二酸化炭素濃度を通常の100倍以上に上げて、

植物の生理を狂わせ(!!)

ミツバチを使って受粉させたりする。

 

そして、中でもやばいのは、

たとえば上記のような

「除雄(じょゆう)」という人の手がかかる方法ではなくて

男性不妊無精子症にあたる

「雄性不稔」(ゆうせいふねん)の植物を利用すること。

 

「雄性不稔」(ゆうせいふねん)というのは、

雄性器官である花粉や胚のうが異常で

正常に花粉形成ができない現象を持つもの。

ミトコンドリアに異常があるとされ、それは母系遺伝するそうです。

 

要するに、生殖機能が無い、精子がつくれない男性の形質を持った野菜を発見して

めしべに自分の受粉がつくのを防ぎ、

そこにミツバチを投入して別品種の花粉を受粉させる。

 

たとえば雄性不稔の大根にキャベツの花粉をつけたりする。

そうすると子供は

大根50パーセント キャベツ50パーセント  の形質ができる。

その大根に何度もキャベツの花粉をかけあわせると、大根の形質がへり

限りなくキャベツの遺伝子がかぎりなく多くなった作物ができる。

が、それは、母系遺伝するので、

男性不妊症の大根の三コトンドリアを持ったキャベツになる。

 

要するに、

雄性不稔F1種の野菜がどんどん普及するということは、

男性不妊症のミトコンドリアDNAをもった野菜を量産することになるわけで

そういう野菜をわたしたちは日々、食べていることになるわけです。

 

これで、人体に影響がでないっつーことがあるのでしょうか。

 

有機栽培どころのはなしではなくて種の段階でもう操作されてたら、

打つ手がありません。

 

雄蕊を人為的に取ってしまうのも

花の生理を狂わして交配させてしまうのも

不妊男性を利用する交配も

なんか全部、植物にたいする人の強姦だと思った。

  

これからどんどん、超・大企業が種の支配をはじめると思う。

種の支配は、食の支配だし、

食の支配は、世界の支配。

 

だから、いまから少しずつ、

在来種の固定種の種をあつめて、

畑にまき、

その種を収穫して

翌年も使うようにしていくしかなさそうです。

 

庭にすこしの畑があったら

ぜひ、種は、固定種を買って、育てて、収穫して、また撒いて…

っていうことを続けていくしかない。

大げさではなく、そう思うんです。

 

 

でもさ。

 

きれいに整った均質の扱いやすい品種を人為的に作り出したら

味も栄養も全然良くなかった上に、何かの病原菌にやられたら

根こそぎやられる可能性があるF1種。

 

均一でなくて手間がかかって出来上がりはバラバラだけど

味はよく、ある病原菌にある子はやられても別の子に耐性があって

種は保存されていくという在来種、固定種。

 

野口さんは、多様性なんです、多様性が大事なんです、って繰り返していて

たった1粒でも健康な種がのこったら、そこから万倍になっていくんです、

だから、1粒が大事、、、、って繰り返すのだけど、

これって、人の子のことと一緒かなーって思っちゃった。

 

コントロールしちゃだめなんだよね、、、、

多様であることが大事。

 人為は無意味だ。

 

はー!

ほんとにスッキリした。

 

何がほんとに怖いのか、わかれば対策がとれる。

敵の姿はちゃんとみないといけないと思いました。

 

 

またもや偶然 

会場で会ってしまったK氏と話しながらかえってきたら

井の頭公園ですんごいきれいなピンクの空と道筋がばーっとひろがって

こどもたちが「オーロラだー!」って大騒ぎでした。

 

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祝福、イエイ!! 神様、ありがとう!