日月日誌 hitsuki nisshi  

来し方行く今と日々のアーカイブとして綴っています

アンマのダルシャンその③

「アンマ」のダルシャンについて その②

 

 

今年のアンマのダルシャン会場は、昨年・一昨年と違いものすごく穏やかで落ち着いていて、一貫して「凪」の空気があったように思いました。その中で、アンマの登場と儀式の進行の中で静かにエネルギーのうねりが押し寄せる、、、

 

とはいえ、アンマご自身は白のサリー一枚をさらっと羽織って、まるで誰かのお家にお邪魔するみたいな気軽さでニコニコしながらダルシャン会場に入ってこられる。

真っ白な歯を見せながら、出迎えの儀式を行っていた人たちにバラの花束を振りかけて祝福して壇上に上がると、床に額をつけて「至高の存在であるみなさんにひれ伏します」と言われる。

ヒマラヤの洞窟に安住するのでもないし、高みから弟子に命じるのでもなくて、学校や医療施設などを運営しつつ、世界中を飛び回り、自分の最大級のエネルギーを人に与え続ける。飲まず食わずで一晩中繰り広げられる「抱擁」は、ある側面から見たら壮絶’に思えるほどです。肉体的な限界を超えるその行為を目の当たりにすると、誰でもその背後に、無尽蔵に供給されるエネルギーを想像せずにはいられないと思います。その、圧倒的な大きさで贈与される何かを言葉ではないところで感じ、Amma――「お母さん」に抱きしめてもらうためだけに、老いも若きも、マッチョな男性も、バリバリのサラリーマン風情の人も産まれたての赤ちゃんも、ダルシャン、に、訪れます。

そして、アンマは、一人一人を心から「あなたが世界で一番大事」というふうに抱きしめるのです。(もし何も知らない人がこの光景をみたら「異様」だと思うかもしれません。)

 

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