日月日誌 hitsuki nisshi  

来し方行くさき今の日誌

Incredible !ndia の旅。③ インドの純真の巻

まだ半分インドにいる。

自分だけかと思ったら、

友人も「この一週間何もできなかった」と言っていた。

更に、風邪のようなひどい体調不良に襲われ続けた一週間だった。

それでも昨年よりは100万倍くらいましだ。

 

そんななかでも日々インドの誰かしらと

文明の利器使ってのやりとりがある。

 

しかし。

インクレディブルなインドに住む人々は

予測不可能なインクレディブルさだ。

この世にリミットなんてなにひとつ無い、

ということを体現している人々に思える。

 

 たとえば。

飛び切り美しい目を持つゴパール・ダス

Incredible !ndia の旅。

①転生を想うの巻 - 日月日誌 hitsuki nisshiで書いた人物)からは、

朝か晩かにご挨拶となぞの叱咤激励があるのだが

明らかに「時差」というものを理解していない。

 

しょうがないので、

「わたしの国とあなたの国は遠く離れているので

時間に差というものがあるんですね、それでですね、

あなたの国は今21:30だと思うが、わたしは今AM1:00であり

あなたが最初に電話してきたのをとったのは、AM3:00であり

その時わたしは深~く眠っていたわけよ」

と告げると、

一瞬息をのんだ沈黙の後に

「それじゃあ……

どうやってグッドモーニングもグッドアフタヌーンも告げたらいいんだろう!

無理じゃないのか!」

と驚愕ののち、爆笑にかわった。

そしていつもわたしの友人を思い遣る言葉をかけて電話を切る。

(彼は、わたしと友人二人が巡礼後に具合が悪くなって倒れているとき

ほんとうに深刻な顔で心配をしてくれていたのだった)

 

さらに彼は、あることの返礼として

まるで「クリシュナ」に興味がなかったわたしの友人に

すばらしい「マハー・リーラ」の巨大な絵を贈ってあげていて

日本に帰ってきた彼女は、ほとんど物のない自分の部屋に

そのクリシュナの絵がものすごい存在感をもってかかっていることに

きょとんとしながら、馴染見はじめている。

そんな絵を、なんの屈託もなく渡してしまえることのすごさ。

 

 ヴリンダーヴァンの人たちの目のきれいさには驚く。

 

それは、

神官やババのようなひとたちだけではなく

ふつうの街中の人々に出逢っても

感動してしまうくらい、皆 目がきれいだ。 

 

社交辞令の無い人々。

屈託というものを知らない人々。 

忖度しない人。

そういう人にたくさんあった。 

 

我が友はそれらを総称して

「インドの純真」

と呼んだ。

 

言い得て、妙だ。

 

聖地はゴミも糞尿も恐れも苦しみも愚鈍もわたしたちのような異邦人も

そういうものを全部飲み込んでもあまりある清浄さとすごみで

インドの純真を保ってる。

 のかもしれない。

 

街中にはそういう目があふれていた。

 

聖地巡礼の旅は

つづく。 

f:id:akikologue:20171018192640j:plain