日月日誌 hitsuki nisshi  

来し方行くさき今の日誌

ラテンの血?メキシコその2

なんだかもうわけがわからないほどの、

シンクロナイズドーー!!!的事態がたくさんおきるので、

もうほんとうにわけがわからなくなりそうですが……

シンクロは「うまくいっているしるし」ということでしたし、

良いことなんでしょうね!

でも「これはどういうことなの!?」とは思うと同時に

たぶん、わたしには読み解けないどんでん返しもありそうな気もする。

でもさ。もうこのまま、

10億円くらい引き寄せられるんじゃないでしょうかー。(笑)

 

さて。メキシコです。

(地味にメキシコシリーズです・・・)

 身体の力は戻らない。 メキシコ前夜 - 日月日誌 hitsuki nisshi

 onchoの鐘は鳴る。メキシコその1 - 日月日誌 hitsuki nisshi

 

メキシコ渡航に際して、わたしは密かに戦略を練っておりました。

それは

<最後の最後まで自分を出さない>

そして

<最後の最後で一番大事な時に自分をあますところなく出す(それもさりげなく)>

というものでありました。

というのも、不用意に自分を出すと、かならずことごと<潰される>(よくない方向へ行く)という方程式がここ8年ほどの間に身にしみてわかっていたからです。

 

ということで。

メキシコ公演が終わるまでは、

ひとりでこっそり空き時間にホテルを抜け出しててくてく散歩する程度(やめてくれと言われていたが)を楽しみ、あとは<スタッフ>に徹しておりました。

 

事実、公演の数日前からはほんとうにおおわらわで、わたしは怒鳴られまくりながらも英語と日本語とカタコトのスペイン語で、現地のスタッフとなんとかかんとかやりとりした。

「はやく!照明、セントロだよ、インだよ、はやく!!」

とか

「マスグランデお願いします!!」

とか

「オッケー!シー!ぺるふぇくとー!(ぱーふぇくとのこと)!!!」

とかいいながら、

結局はスタッフの皆さんと非常に仲良くなれたことは、わたしの気持ちを楽にした。

 

公演も、成功裏に終わり、新聞にはシショウの写真とインタビュー記事がトップ記事で載っていたし、幾つかの大事な再会もあったとのことです。

 

わたしの師匠のメキシコでの知名度はすごくて(振付をすごいしている)、それはメキシコの文化の層の厚さが師匠の芸術性を受容できるだけの土台があった(古代的な素朴な豊かな文化とか、シャーマニスティックな部分とか、すごい親和性があると思った)ということを、わたしは この度で肌で感じ取りました。

また。

メキシコのひとたちの、最後の踏ん張りはすごかったし、みんな心から協力をしてくれたことが、ほんとうに心に残りました。

 

イギリス公演のときは、スタッフも嫌々で冷たく、わたしは疲れでほんとうに半泣き状態のような大変な思いをしましたから、それに比べたら天国と地獄で、「人」が「仕事」をしているという感じがしたし、ここでの人の温かさに触れながらの仕事は、不思議と精神的に全く疲れなかったのです。

 

で。

公演が終わった日の晩、

わたしが肉体疲労がドバっと来て気も消さずに寝てしまっていたところ

どこからともなくかそけき声がする。

a...ki...ko.....

ん?

わたしの名である。

あーきーこー

ん?やっぱり…窓の外で、誰か呼んでる・・・?

と、若干の身震いと共に起きると、「コンコン」とドアがノックされた。

 

 

急いで服を着てドアをあけると、

そこにはにんまり笑ったスタッフの女性たちがいらした。

わたしは面食らいつつもその人たちと一緒に中庭に出ると

主要スタッフたちがそのホテルの中庭で宴会をしているではないか。

しかも、市の職員で、非常に忍耐つよく付き添い、

運転手をしてくれていたイケメンI氏もいる!

さらに市の職員の上役も一緒になって飲んでいる(制服のママ)!!

 

メキシコ・・・・おそるべし無礼講。

わたしが階段を下っていくと、

I氏がニコニコしながら「オーアキコー!」というではないか・・

これでは輪に加わらないわけにはいかない。

というわけで、それから、夜の宴会が始まった。

わたしも、現地のメスカールという強いお酒を少し飲んだ。

 

日本の本を見たいというので、ただ一冊持って行っていた

カルロス・カスタネダの小難しい本(笑)を持って行くと

「これが日本語のカルロスカスタネダなのか!!!

どっちからめくるんだ!どっちから読むんだ!?カスタネダは面白いのか!」

とかみんなが驚愕していて笑えました。

 

さらに皆、肩を組みながらホテルのプールの周りをダンスしてまわったあげく

プールに飛び込み、

「次は、ハーポン(日本のこと)だろう!君が飛び込めば他の女性も飛び込むぞ!」

と脅され、しぶしぶ女性陣とともにプールに飛び込んだところで

宴会はクライマックスを迎えた。

 

なんなんだろう・・・・この展開は一体、、、、(^^;

と思いながらも、その晩は徹夜。

「アキコ、マエストロは何時に起きるんだ?」

「7時位かな・・・」

と言った瞬間、皆が身支度を整えて、

「このあたりで一番うまいレストランがあるから朝食を食べに行こう」

ということで、市の職員の運転する車に乗り込み、

みんなで朝ご飯を食べに行く運びとなった。

 

「君は日本人じゃなくて、若干ラテンの血がはいってるんじゃないか。

もうここに住め!」

とディレクターのH氏が言うと、みんな、そうだそうだと言った。

 

そうか…わたしはラテンの血が入っているのか、そりゃすごいな…

まぁ、一部お世辞が入ってるとしても、結構うれしいもんだな……

と思った。

 

そしてずっと付き添いをしてくれていた、とってもまじめで頭の良いアルバと、メキシコの信仰についてちょっとだけ話すことになった。

  

そんな朝も終わりを迎え、わたしは何事もなかったように自分の部屋へと戻り、

1時間程度の仮眠を取って、次の目的地へいく車に乗り込みました。

(目的地まで爆睡)

 

つづく~