日月日誌 hitsuki nisshi  

来し方行くさき今の日誌

グラウンディング雑感

書きたいことがあふれだしております。

 

先日泊まり込みで、知人の田植えの手伝いに、

山梨県北杜市に行ってきました。

 

彼方此方から人が集まって、大人7~8人位と子供たち。 

いろんな国の家庭にお邪魔した私ですが

ここの家族はすべてにおいて群を抜いております。

 

こどもたちには全て自分で体験させ、考えさせ、行動させて

それを全力でフォローするお母さんが…とにかくスゴい。

そして、そんなお母さんを持つ子どもたちの

(本当の意味での)英才ぶりと鮮やかな個性には、

いつも脱帽してしまいます。

 

そんな、表立ってはいないながらも、

その実すさまじく徹底した教育ぶりを見るにつけ、

子どもと本気で向き合おうとしたら、

確かにそれはもうすごい仕事、というか、修行、というか…

なんだろうな……と思いめぐらせつつ、

取り合えずわたしは隅の方で田植えを堪能しているわけなのです(^^)

 

そして!! 

たまに、わたしの世界各国で磨かれたたぐいまれに鋭敏なる

‛教育ママ回避センサー’が発動しまして、

そんなときは、さらぁっと逃げ出すわけですが(すいません)

私にとっては、生まれた土地に近いこともあって

早朝、逃げ出した足で里山を散歩していると、ほんとうに気持ちがよく、

心がひろがっていって、嬉しくて仕方がなくなりました。

 

田植え。

泥の中にひざ上まで浸かって無心で苗を植えていく。

身体の中に溜まったいらない静電気なんか全部出てしまって

「これぞグラウンディング

なんて思いながら帰京してきたわけですが……

 

東京に戻って。

夜の雑踏を抜けて。

稽古場に行って。

活元運動をして、準備体操して…

そうしてやっと、別の意味で精神が鎮まって来る。

 

公演後、久しぶりに踊りました。

やはり現時点でのわたしにとっての一番のグラウンディング

「稽古場」に来て、「身体」を整えて、「踊り」に向かうことだと

そういう風に感じるに至りました。

 

公演を通して、自分で足りないところとか、わかったこととか、

色々とあるわけですが、

 

「あなたがもしこれからもダンスを続けていくのなら、

  私は別に、モダンダンサーにも、インド舞踊家にもなってほしくない。

  ただ、クリエイションができるように、なってほしい。

  もっともっと、呼吸をわかり、恐がらずに自分に仕掛けて、

  運動を開発して、そして、'動かないこと' が何なのかをわかってほしい」

と師匠にいわれました。

 

わたし、クリエイションできるようになりたい。

そうです、そうずっと思っています。

「人間になる」って、そういうことだろうなと思ってきました。

 

即興で動いた後、

「もっともっと自分を空っぽにすること」

というコメントが、むむむ、実にそうだなあ、と感じて

以前、ヨガの先生にも「もっと意識をクリアにして」と言われた

ことがあるのですが、それと共通することだなと思いました。

と、ここまで書いたところで

エミネムの 'Lose Yourself' が鳴っております、ナイス!

 

そうだなあ……

踊りも瞑想だと思うのですが。

わたしは、もっともっと、瞑想する必要があるのだと思う。

自分なりの瞑想をすること。

瞑想できる環境を自分で作ること。

そしてもっともっと、身体を粉していくこと。

私にはまだまだ、かたまっている部分がたくさんあるのです。

それはそのまま、私自身の人格の硬さだと思うし、

それを解していくことは、修練なんだと思います。

だから、まだまだ、やらないといけないことがたくさんあるなあ。

でもそれってなかなか

面白いんじゃないのかな~。

 

意外とポジティブ!

ムフフ( *´艸`)

 

公演の評を、演出家の山崎哲さんが書いてくださいました。

東京新聞にも載りました!両方、下に貼ってしまおう~ 

ペタ!

 

山崎さん

◎6月2日                            

掛け値なしに素晴らしいステージだった。

芝居だとどこへ行っても役者の下手な小芝居を見せられて死にたくなるのだが、ここのステージにはそれが一切なかった。出演者たちはただひたすら顔からつま先までを、つまりは全身を意識しながら舞っている...だけだった。白い化粧と白い衣装で、光と影の中を。

一切言葉がないので踊り手のその舞いが何を意味しているか定かには捉えられないのだが、踊り手の下手な魂胆が入り込む余地が全くないその舞踏を観ていると、美しくて、本当に心が洗われる思いだった。

そして内心、ああ、と私は時々嘆じた。私のやりたい事をいま夏さんがやってみせてくれている、と。1年前、四ツ谷で何度か夏さんのレッスン風景を見せて貰った時も、実は少しそう感じていたのだが。…(後略)

 

 東京新聞、大波小波(6/9)

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