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日月日誌 hitsuki nisshi

from akiko otsu <来し方行く末と今の日誌>

ワタシノ・グレート・ジャーニー㉓ 誕生~北米編

ジャン!!

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本日の戦利品。茎と葉っぱがそれぞれに最高です。

小さい頃は、苦くて食べられなかった、ウド。

採るのが楽しい、というだけの理由で、夢中で山を駆け巡っていたのですが、

いまはわかる。

この苦さと渋さが素敵なんだということが…

大人に、なりましてございます!

 

さて!

 

ヨーロッパ大陸に足を踏み入れようとしている私。

ロンドンのヒースロー空港に降り立ちます。

そして、何日かロンドンの安いユースホステルに泊まりました。

 

中東系の親子と同じ部屋で、彼女たちは夜な夜な、露出狂のような格好で

夜遊びに行ってしまい、私は狭い二段ベッドの部屋に一人。

グワッとなぜか言いしれない「孤独」がやってきた。

イギリスに行く正確な日程はだれにも言っていないし

今、ここで私が殺されても、誰もしらないだろうな…

お祖父ちゃんも死んだし、ひとりひとりどんどん死んでいくんだな……

、、、ひとりで号泣していました。

(事実このあと、私がロンドンを後にした数日後の7月7日

ロンドン地下鉄同時多発テロが起ました)

 

ロンドンでは、さまざまな観光地に足を運んでみた。

全てが「シッカリ」している。東京並みのスピードで動く人々。

カナダの雄大さの気持ちを連れて行ったので、カルチャーショック。

 

そして、なにより物価が高い。

これはまずいな…

早いところ、滞在先に行こう…

そう思いました。

 

次に滞在したのは、ロンドンから電車で4時間くらいの

サマーセットと呼ばれる地域にある、家族経営の農場でした。

比較的温暖で、非常にフラットな丘陵地がつづく絵葉書のような場所です。

わたしはここで、初めて「家族らしい」家族に出会いました。

 

お母さんとお父さんと娘さんと犬の4人家族。

滞在者は、私とフローリエンというフランス人の同い年位の男の子。

私はキャンピングカーに自分の寝袋で寝泊まりし、フリーリエンはテント。

朝6時からきっかり働き始め、3時間ごとに休憩を取り、

夕方4時にはすべて終える。

畑の周りでウサギが飛び跳ねる。

気を抜くとやってくる雨。

洗濯ものを取り込んで、ご飯の支度をして、朝昼晩と、皆揃って頂く。

 

非常にちゃんとしている。

そして、居心地がいい…。

 

あれ?何が違うんだろう…

同じような家族経営のお家には何軒もお邪魔していたはずなのに。

 

・・・

 

そうか。

お父さんの存在感だ。

 

そう感じました。

お父さんの「家族」へのコミットメントの量で

こんなに安定感が違うんだ、、、。

 

ここのお父さんのジェイさんは、見るからに英国紳士。

サラリーマンをしてから、一念発起しオーストラリアで農業修行し、

奥さんのエリーと一緒にイギリスにもどって農業をはじめたという。

エリーはジェイさんをサポートする形をとりつつ、

細々した作業についてはしっかり仕切る。

ふたりはとても仲がいい。

 

何かが健全だった。

、、、お母さんには、やっぱりあまり力が入ってたらだめなんだな…

それでもって、お父さんってやっぱりスゴク必要なんだな…

ふっとそんな風に思いました。

 

 結局このお家には一か月くらい滞在させてもらい、

朝6時のベリー摘みから一生懸命働きました。

週に一度の休みの日は自転車に乗って、遠出をすることが許されていました。

イギリスのお墓は何だかとてもよくて、教会のわきに花が咲き乱れ、

昼寝をしたくなるようなところがたくさんあり、

私はいろんな「お墓」にお邪魔していました。

そうか、ここはキリスト教国なんだ…。

旅に出てはじめて「信仰」を感じます。

 

それから、ヒッピーの聖地、グラストンベリーにも足を延ばしました。

こんなかんじ。

途中にはストーンヘンジの縮小版のような石のサークルが突如現れて、

なんだか、タイムスリップしたような気持になりました。

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この後、わたしはヒッピーたちと働くことになるのですが、

イギリスではなんだか不思議なスピリットに触れる時間がありました。

  

そんなある日。

 

仕事がお休みで、私は相変わらず自転車での遠出を企てました。

イギリスは自転車国家で、自転車には寛容です。

車道の脇にすぐ自転車走行のための車線があります。

 

ただ、たくさんの車が走る脇を自転車で漕いでいくのは結構怖いもので

私ははやく目的地に着きたいと先を急ぎました。

両側は車両とガードレールに挟まれた自転車用車両はとても狭いものでした。

坂道、ぐんぐんスピードを上げて進んでいたところ、、、

ん?

え??

なにあれ?!

目の前の道路に黒いものがあった。

アスファルトが破損して、ボコンと穴があいている!

でも、もう遅かった。

その穴に車輪がはまり、私の身体は宙に浮きました。

 

…なんとも唐突な、はじめての命の危機。

つづく!

 あれ、もう明日は5月?31日がなかったんだね!!|д゚)

 

もうちょっとだけつづきます!