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来し方行くさき今の日誌

ワタシノ・グレート・ジャーニー㉑ 誕生~北米編

みなさまこんばんは。

まもなく5月ですね…いつもだったら公演前の戦々恐々なのですが

季節のせいもあり、身体がゆるみたがっています。

この一か月くらいでわたしの身体の緩み具合がなぜか

加速度的にふかまりました。春だからかな…

これがいい具合に作用するといいのですが……未知(*_*;

 

今回はほんとうにチケットがよくでてくれ、

会場も狭いのでほぼ埋まってきました。

それにしてもみんな一体何処でみつけてくれてるんだろう!?…笑

以前の職場の方々もどこかでチェックしてくれたり、来てくださるようで、

ありがたいことです"(-""-)"

 

これから音響のかたとかと話をつめたりするのですが、

わたしは機械がニガテなので、チョットあたふたしております(+_+)。

最近の劇場は、照明もプログラミングで、秒単位でフェードをきめて

本番はそれをスタートさせるだけだったりするんです…

なんだか味気ないんですが、

今回はギャラリーなので、照明家は大変ですが、機材はぜんぶ手操作の

人海戦術です。 

 

さてさて!グレートジャーニ。

 

4月に終える宣言をしたので、

がんばって、巻きでいきたいと思います!

 

わたしが何でインディアンに憧れたのか。

理由はたくさんありますが……

そこには精神的に長けた「長老」たちがいる。

神様を大事にし、祭祀があり、月の満ち欠けとともに暮らす、

シャーマニズムを中心にした集団生活が

なんともいえない「拠り所感」をもっているように思えていた。

でも。

私が訪れたクィーン・シャーロットのお家は、核家族そのものでした。

自然はすばらしい。

環境もすばらしい。

みな、働き者で労をいとわない。

でも、リンダが采配をふるうその家族には

なにかとても拠り所のない感じがあった。

 

その後、私は、次々といろんなお家に滞在したのですが、、、

離婚してひとりぐらしをする高齢の男性のお家、

学校に行かせない方針で育てた子がどうしようもなくなってしまっている家族、

旦那さんと別れた奥さんの経営する大きな農場の別荘、

ものすごい資産家でお城のようなお家とお庭を持つ一人暮らしのお婆さん、、、etc.

実に多種多様な家庭がありました。

 

とんでもなく破天荒なお婆さんに

手巻きずしをつくって巻き起こったどんちゃん騒ぎや、

ユーコンの雄大な山奥の丸太小屋に住むおじいさんと

二人きりの滞在にちょっとドッキリひやひやしたことや、

毎日、まん丸の豚が焼かれて出てくるので、このままいくと

私自身がブタになってしまいそうなほどよく食べる女性の家とか

大きなタワシがうごいていると思ったら、ハリネズミだったとか

書きたいトンデモ話はあるのだけど、、、

 

長老もいなくて、コミュニティもなくて、信仰もない家族は

一体全体、どうやって成立しているのか?

わたしの目はひたすら「家族」を追っていた。

 

カナダはものすごくアメリカ文化を受けた国でした。

果たして。

わたしは、そこで一組も「いいな」と思える家族に

出逢うことが出来なかったのです。

星野道夫の写真には、たくさんのインディアンが出てきました。

朽ち果てたトーテムには神語があったし、

狩猟に行くハイダ族の後ろ姿にはなんというか

コミュニティが透けてみえたのに。

 

わたしはカナダで、ひたすら自然に触れるという欲求だけを満たし

そして満たしきれない大きなものをかかえて、

カナダを出る決意をします。

まだまだ日本に帰りません。

 

つづく!