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日月日誌 hitsuki nisshi

from akiko otsu <来し方行く末と今の日誌>

ワタシノ・グレート・ジャーニー④ 誕生~北米編

どこにあるのかよくわからないけど、
クイーン・シャーロット島へ行こう。


そう決めたワタシは、
取り合えずしばらくお金を貯めよう。
そして
英語を勉強しよう。


誰かに言う前に、
絶対必要なものの基盤を固めよう。

そう決心します。


ううむ。

…わりと現実的。

 

当時、派遣の家庭教師をしていたものの、
そのお家のお母さんと直談判し、派遣の契約ではなく直契約にしてもらい、
時給2000円くらい  (今思えば、重大な契約違反ですね~)。

ほとんど全科目20点位の中学生の女の子でした。

「とりあえず一緒に勉強するこの時間だけは集中してやろう。
 それだけでいいから。あとはな~んにもしないでもいいから」
奮起させると乗ってきて、
私自身もまったく出来なかった社会や理科もやるはめにはなったけれど

とにかくその時間は、ふたりでよく頑張った。
高校も推薦で決まってからさよならした記憶があります。

 

加えて某チェーンの居酒屋で夜中までバイトをしていました。
10時以降は割増賃金になったんですね。
そして最終的には50万円位の貯金に成功します。

 

更に、スラングも覚える覚悟で、

英会話の教室に足しげく通い毎日ブツブツと復習。

 

そんな感じで、

心はクィーン・シャーロット。
日々基盤を固めていきました。


さて。

私がなぜこんな突拍子もない企てをしたかという
直接のきっかけは
もちろんトーテム・ポールの逸話、ではあるのですが
もっと後の方に、非常に深い理由があります。


高校生の時。

 

私は、それはそれは重度の鬱病でありました。

 

とにかく、毎日死ぬことばかり考えていました。

 

外に出ると恐怖感が襲ってきて、叫びだしたくなる。

一体この先の未来もないのに、なぜ生きているんだろう。

 

とにかく何をしたらいいかわからないので
田舎にもあったビデオ屋まで連れて行ってもらって

古典から現代まで映画を何本も何本も借りてきては

それをただ見ている暗黒の日々。

 

原因はいつだって複合的だと思うのですが、
親との関係というのは、人の中でそれはそれは大きいと思うのです。

その一部はまだ消化の最中、読解中であるし

だから、まだ書いたらいけないのかもしれないけれど…
でも、高校時代の鬱病なくして、
今の自分もこのジャーニーもないことは確かです。

 


わたしのお母さんは、もともと小学校の先生。
お母さんのお父さんは、高校の理科の先生。

昔のお母さんの写真を見ると、
きれいなんだけど、ずいぶん勝気に見える。


でもわたしは、

お母さん無条件に好きだったんですね~。
お母さんが好きじゃない子供っているんだろうか?
とにかく、お母さんを気にしながら生きていた。
気に入られるように、頑張った。

生き延びるために。
そういう選択肢しか無かったとも言えます。

 

いままで書いてきましたが
「学校」というのは、
わたしには切っても切り離せない

「災い」の場であったにもかかわらず

同時に一番身近な人が学校関係者でもあったという、
捻じれ。

 

学校とか一般的にヨシとされることなんて

バカバカしいというアウトサイダーな自分と、

親の期待に沿いたいという、いわば恐怖に基づく

インサイドに入る行為。

そりゃあ、大変だっただろうと思います。


捻じれは、私の中で、
心と身体の捻じれとなって蓄積されていきました。

それが症状となって噴出したのが、高校時代だったのだと思う。

 

堂々巡りの思考で心身は疲弊の一途をたどり

3日間一回も起きずに寝続ける。 

起きてチョコレートを3つ食べてまたばたっと寝る。

そんなこともありました。

 

、、、ほんとうに、暗黒の日々。

 

 

そうなる前まで、

わたしはめちゃくちゃ勉強をしていました。

というのも。

わたしは文系科目が大得意だったにもかかわらず

何の因果か県立高校の「理数科」という学科に進学していたんですね。

ほんとーに、数学も、理科も、大嫌いだったのに、

理数科に行ったのは死ぬほどのアホだったな自分、と思います。

 

 

わたしにとっては、田舎の森の中の出来事だけが現実だったため

「何のために高校に行くのか」

「何のために勉強するのか」

そんなことはとーんと考えず、

とりあえず兄の行った、

周囲の薦める近くの公立高校で唯一の進学学科の理数科に進んだのです。

 

 

理数科の勉強は、ほんとーに苦しかった(そして、ほんとにできなかった・笑)。

担任も主任も、大嫌い。

朝から晩まで勉強しろ、勉強しろと、いうばかり。

理由は、「大学に入るため」。

偉そうな初老の国語の先生が出す「天声人語を書き写してこい」という宿題。

つまらなすぎる………。

好きだったのは、年老いた美術の先生と、何をやってもいいその時間。

そして、図書室から借りる本だけ。

 

しかし、負けたくなかった。

担任にも、主任にも、学友にも、自分にも。

 

絶対に、負けたくない。

 

わたしはそうとうな負けず嫌いでありました。

 

そんななかで、本当に追い詰められていきます。