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日月日誌 hitsuki nisshi

from akiko otsu <来し方行く末と今の日誌>

小学生のわたしの話、、、その1 

小学生のころ。

一番好きだったのは給食。そして、それに次ぐくらいに国語の教科書が好きだした。あのべらべらした厚みある教科書。めくるといろんな話の断片がわんさか載っていて、挿絵なんかもきれいなものがあって、それはそれは面白くて、配布されてすぐにざらあっと読んでしまう。話にはじめて出会うときが、たまらなかった~。

だいたい忘れちゃったけどね。

でも、すごく鮮明に覚えているのが幾つかある。

スイミーとか。クラムボンがかぷかぷ笑うとか。俊太郎先生の「それはミニスカート」。「ねずみのアナトール」…(―どうしても発音ができないクラスの女の子が、アナ⤵トオル⤴と発音してしまうのでそのたびにげらげら笑われて、同時にトオル君がほんとに困った顔をしてね)。

でも、いちばんよく覚えているものをひとつあげるとすると、

「桜の木は全身で紅くなろうとしている」っていうことを書いていた文章だった。だれの文章だったかは、また書きますが……

それを読んで以来、桜への、、、いや木への見方がほんとうに変わったと思う。木に対して、信仰にちかい尊敬のまなざしが生まれたのは、ここだったんじゃないかと思う。

あの文章は、いま思うに、ほんとうに、自分が幼き頃に接したもっともいいものの一つだったなーと思う。

国語って、スゴイ。