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日月日誌 hitsuki nisshi

from akiko otsu <来し方行く末と今の日誌>

かんわきゅうだいその⑥ 仕事でつかれがふっとんだ話

今日は、とある豪邸に住む男の子を、学校からご自宅までエスコートする

というオシゴトしてまいりましたー!

どうだ!!

自分で可笑しい…。

 

いやあ~都内の一等地。超・超・超豪華マンションでございます。

面影は、昭和のぼっちゃんみたいな。

指が長くて短髪で、無表情なのにときおりにやっと笑う高校生男子。

こいつがなかなか曲者なんであります。

外からは、、、

感情が読めない。(好悪・快不快・内と外の区別はあるがとても表情が機械的)

何考えてるかわからない。(ほとんど考えていない)

何しでかすかわからない。(実に衝動的)

いってること理解してるのかしてないのかわからない。

(とみせかけて多分ほとんど把握している)

 

「おーつさん、ダメダメダメ!メってどーゆーこと?」

「んーそれはね~、すっごくダメってことだよね~」

 

「お~つさん、違う違う違う!ってどーゆーこと?」

「んーそれはね~、オイ、そうじゃないよ!ってことだよね~」

 

「おーつさん、だめだやめろ!ってどーゆーことー!?」

「・・・爆笑」

 

面白すぎる。

 

「なあに~、それだれに言われたの?」

「おと~さ~ん!」

「あら~、何か、すっごいワル~いことしちゃったのー?」

・・・ビックリしたみたいな、神妙な顔になる。

もくもくと歩く。

 

おうちの玄関の前に着く。

 

ぴたっと止まって

「おーつさんきょう、何時まで?」

「あ~ごめんね、今日はこのまま帰るのよ」

しばらくおうちに滞在してほしいのか?

 

チーン。

エレベータが7Fに止まる。

ダダダっと家の中に駆け込む……

いつものことだ。

 

おばあさまに申し送りし 

「それじゃあ、あたしはこれで~」

 

と思ったらダダダっと戻ってきた。

 

制服のボタンを半分外して、

手にジャムおじさんの小汚いぬいぐるみをかかえて

「ありがとございます。エレベータの前までお送りします。」

といって、エレベーターのボタンを押してまっている。

 

、、、爆笑!

 

礼儀正しすぎる!

 

、、、普通に会話できたの嬉しかったのね。

そりゃあいつもくっついて注意されて歩かれるのなんて、あきるよね。

 

ほんとーに、みんな、面白すぎて。キャラが濃すぎて、、、。

疲れがふっとびます。こっちがありがとうだよ。

 

ろくでもない記事ですね~

だって面白かったんだもん♪

 

 

 

ワタシノ・グレート・ジャーニー⑩ 誕生~北米編

 

昨日はひさびさにヨガのクラスに参加しました。

とはいえ、あまりヨガヨガした感じではない、

大人なクラスであります。

…喉、お腹、お尻にある<バンダ>を締めて、

クンバカという呼吸を止めるポーズというかムドラーというかをした際。

いつも参加されているUさんが行うのを見ていた。

集中力ハンパない。

ピタっと止まっている。

ムードが厳か……

 

れをおえたあとで、先生がこういいました。

「何というか、Uさん。とても魅力的でした。」

 

 

そうそうそう!

 

魅力的。

 

 

一般的なかわいさとか若さとか何とかとか、、、

見るとこぜんぜん違うよ、アンタ!って思う男が多くてですね。

 

こういうふうに在り方全体を見て、

うくしいと思って

コメントするっていう

昨日は結構そこに感動しましてですね。

 

それは見方が成熟してるってことだと思うから。

 

大人になるっていいな~と思いました。

 

大人にもっと会いたいな~と思いました。

 

会おう~♡ 

 

 

て!

 

ええと…旅の続きの前に。

 

書いてきたとおりで、「自然」というのは、

わたしの根底にものすごくある。

ですが、ワタクシ、あるときぐさっと師匠にこう言われます。

 

「あなたの良さっていうのは、自然であることですよ。

でもね、アートは自然じゃダメなの。

アーティフィシャルなんです、人工なの。

つくらないといけないの。」

 

わかるよ、わかる。

それわたしでもやっていいの?

できるの?

、、、なんて思っていた。

 

さらにある時、師匠の師匠が言ったということばを別の人から聞いた。

「つくらないと、壊すこともできないだろう?」

 

これ超深い問いかけじゃないですか…?

3年前くらいにいわれて、

うっと心の中にもやもやもやもや、してきたんですがね。

最近ちょっとずつ霧が晴れ始めてきた気がしてます!

やっほう!

 

さてさて!

浜辺で暴れつくした私は、

そこでかなりの生命力を取り戻したのだと思われます。

 

Sさんとは、結局、よく話しておらず、わだかまったまま。

そして東京に帰る日の朝がきた。

 

ずっと短パンにサンダルだったわたしが

久々に日常の洋服を着たところ

それを見たSさんがわたしのところに来た。

「この島でスカートを履く人めったにいないから、

キレ~で今すごい感動してる」

 

なにこれ?和解のサイン?

 

そういうことにして、わたしは元気にニコニコ。

島を後にしました。

プーさんたちが、名残惜しんで、

私の船が沖に消えるまで鏡の反射で「さよなら~」のサインを送ってくれていた。

島も海もキラキラしている。

なんとか計画した一旅が終わった。しかも、結構面白かった。

色気はないかもしれないが、おいおいつくだろう!笑

 

自然の力、恐るべし。

 

もっともっと野生にちかづきたいと思った私。

自然の中にいれば、何とかなる。

体をつかえば、生きている心地がする。

 

苦労して入った大学の閉鎖的な環境も飽き、

2年の半ばには

これじゃだめだと思っていた。

 

もっと大きな旅をしよう。

もっと野生に近いことをしよう。

もっともっと外へ!

 

大学休もう。

そう決め、具体策もないままに、

対なんとかなるはずと旅の準備に入っていきました。

 

つづく!

ワタシノ・グレート・ジャーニー⑨ 誕生~北米編

ご無沙汰しておりました。いや~、絶不調、続く。というカンジです。

 

いまはちょっと、人のお世話をする仕事を、してるんですが。

子どもがいるわけでもないので

言ってみればはじめての体験で……

でも知的ハンディの子たちのお世話全然いやじゃないんです。

たのしいのよ。

肉体的には結構疲れはしますが

感情も欲望もストレートな分、精神的にむしろスカッとすることもおおいし

主成分が「やさしさ」みたいな子たちもたくさん居るし、

こっちも本音で勝負できる。

コミュニケーションは、楽なんです、、、

 

ですが、ある程度社会に馴染んでしまい、

そのシステムの中で動けてしまう方の場合は

逆に、非常~に、むずかしい……

損得システムにもとづいてしまうし

心の機微が見えてしまって、

暗くつらく苦しいのがうつってきてしまったりするので…

自分を防衛しながら行動しないといけないくなります。

隠されたものがあればあるほど、重くなる、動けなくなる。

肉体的に疲れるより、これ、よほどハードでありますね。

そのことに、はっと気づきました。

これ、マーヤ、ですよね。あってる? 

 

でも、これって社会の縮図だなと思って…

わたし自身も、社会的な仕事の比重が重くなってくると、

とたんに社会的な自分が強くなってくる。重くなってくる。

そして「ちゃんとしなきゃ」になってくる。

損得で動きたくなってくる。

せっかく社会的な自分を軽くするために仕事をやめたので

もっと社会の比重を軽くする方向に持って行って

そして自分がどうなるか。

見てみたいのであります。

…ガンバル。

 

 

さらに、テスト前問題から始まって、

わたしは何から逃げているのだろう?

とここのところずっと考えていました。

 

…まじめでありますよね~ワタクシ、、、

バカまじめなんでしょうね。

つまりバカですよ。

万歳!!

 

昨日稽古中にこんなこと言われました。

「あなたはズルいことができない。

ズルイことに無意識で頭が反発するのよね。

でも、踊りにおいてズルさって必要なんですよ。うまくかわすっていうかね。

これは人間と同じでね、ずるさっていうか、これは

潤滑油なんですよ。」

 

はぁ…そのとーりであります。

そこまでばかじゃないから、わかるんであります。

ううむ。

じゃあ、どうずるくなればいいの?

 

さらにいえば、今度の踊りは全体的に、

「眠り」がテーマで。

女の子が眠りに落ちてゆく、その先の奇妙なものがたり。

それは、私自身が、恢復しなければいけないテーマだとはっと気づきました。

身に染みて、そんなふうに意識してるの、私だけだと思うけどさ。

 

ゆったりと、眠りに落ちること。

少女のエロスみたいなもの。

夢の中で乗馬すること、

そして蹄の音が向こう側から響いてくる。

何かがゆっくり自分の身体に満ちてゆくこと。

 

ぜ~んぶ、わたしが、忘れよう、忘れよう、

あたかも忘れたら

社会の一員になれるかのように思って排除してきたこと。

 

ああ…それを、いまここで恢復しないと、

わたしはこの先、何をやってもダメだってわかる。

何をやっても、ここに戻ってきてしまうだろうことも、わかるんです。

まじで、決着つけないと。

なので、そうだなぁ…今わたしに必要なのは、

今は「社会」じゃないし

「お金」でもない。

あ、なきゃだめですよネほんとに。

稼ぐぞお~

が。でもさいごにはほんとにこれじゃぜんぜんなくて、、、

 

 

何だ?

一体、何だ?

 

…あと一歩なんだけどな、、、

今は的を絞らないと前に進めない気がする。

これもマーヤかしら?

 

はっ、、、

 

本題はここからです!

話をもどして、

小笠原に行ったでんありますね、ひとりでです。

そして、色んな人がユースホステルに集まっていたんでありますね。

そこで、イルカを見に行くことになりました。

皆で船をチャーターして……

 

沖合に出る。

しかもプーさんやSさんやベテランもまじっていて、たいへん心強い。

おおお…クジラが近くでしぶきをあげている!

イルカが見える、近づく、、、

くらくらする。

あまりにクラクラして記憶がさだかではありませんが、

イルカと泳いだわたし。

すごい大きな魚が群れているところに到達して、

それが、マグロ穴と呼ばれる、

マグロが旋回するめずらしいところだと教えてもらい、

マグロとも泳いだ。

すばらしいぐったりした疲れて帰ってくると、夕日。

カメが砂を掘って産卵しているのをみんなでそーっと見る。

それはそれは素晴らしい体験をしたはずなんです。

はずなんですが。

 

その晩、お酒を飲みながらみんなで話をしていると、

酔った勢いだったのか?Sさんが私を見下ろして突如

こう言い放ちました。

 

君は頑固で、勝気で、

ぜんぜん色気がないよね。

 

 

え?

 

場が凍り付く。

 

はあ…そうかな、、、

 

「いや~まだ二十歳の学生さんに色気なんてねえ~」

と笑いにしておわらせようとしてくれた宿のおじさんをよそに

その場にカッチーンと固まる私。

ハラハラしている船の仲間たち。

 

わたしの中に、みるみるみじめな気持ちが湧いてくる。

 

ダメだ。

 

わたしは猛ダッシュで部屋に戻って

上着を取り、海に走りました。

 

 

誰もいないところに行きたい。

誰にも顔をあわせたくない。

 

 

ほぼほぼ暗くなった海岸の、

だれにもみつからなそうな藪をみつけて、

さっきのカメみたいに穴を掘って、そこにうずくまったら、

感情が海みたいにせきをきってあふれてきた。

 

私はウォンウォン泣いた。

 

最初からあんまり好きじゃなかった、あんな男になにいわれてたって

いいじゃないか?

大したことないじゃないか。

でもなんだかすごく悔しい。

ワタシの何がわかるっていうの?

 

ここではだれにも聞かれない。

叫びまくってやる!

 

こんなに感情がさく裂したのは久しぶりだった。

 

わたしは鬱病になって、

医者や薬を使って

「治す」ということをするようになってから

無意識に自分を「病気」もちとして、

心が「枠」からはみださないように、丁重にあつかってきていた。

まるで、看護婦さんが病人にせっするみたいに、他人行儀に。

 

ここでは、知っている人はだれもいない。

ワタシの過去も。

心の覆いも。

あるのは、とりあえず、

大きなネイチャーだけだ。

 

どーなったって、いいだろう。 

 

Sさんに刺激されたことで、

その覆いに穴が開いた。

自然に身をほおりなげたことで

何かが解放された。

 

 

その晩、わたしは一晩中その浜にいて、気づくと朝。

翌朝、恥ずかしそうにホステルに戻ったのでしたが。

 

女子大生が傷心の末失踪したらしい。

そんなこんなでさんざん宿のみなさんに心配をかけており、

あとで来たところによれば、プーさんと、メーカー勤めのIさんが

夜通し懐中電灯で探し回ってくれたとのこと。

Sさんは、まったく何にも感じなかったんだろうか。

ある意味、完全に、なにか自分のうっぷんをぶつけられた感じだったのに。

 

 

でも、その旅は、なぜかわたしのなかの、

元気の源とかすかな自信になったのです。

わたし、ネイチャーといさえすれば、

癒され前にすすめるのではないか、と。

 

つづく!

かんわきゅうだいその④ 写真

手紙を書こうと思って、ポストカードをごそごそ探していたら、

旅で仕入れたいろんなところのポストカードが出てきました。

 

トーテム・ポールのポストカードがデテキター!

 

こんな感じです。

 

f:id:akikologue:20170222225726j:plain

渋い。

 

さらに写真がまじってた!

 

お~これは。

約10年前のカナダの写真であります。変わった、わたし?

 

お~なんか抱えてる顔をしているねえ。笑

 

f:id:akikologue:20170222225733j:plain

 

左手前はフレンチガール marion。

同い年でありました。

 

カナダの超格安バスで仲良くなって

フランスに行ったとき、おうちに泊めてもらったのですが、

兄弟みんな長身で美形で。

並ぶとモデルみたいでして。

 

お宅に訪れたとき、

マリオンと、両親と、弟たちと、弟の恋人と、

みんなでワイワイ昼からワインとチーズで乾杯。

恋人たちは二人でうっとりして、ハグしております。

万事OK。

みんな仲良しフランス人。

文化というのは違うんだなーーーとひしひしと感じたのでありました。

 

ちなみにマリオンはピアスを2つだけもっていて。

装飾品は部屋に2個くらいで。

いたってシンプルで。

ほんとに、うつくしかった。

 

 

 

 

 

かんわきゅうだいその③ エゴとやら。

かんわきゅうだい、多し。

 

昨日は朝起きたら絶不調でありました。

 

わたしにはだいぶ昔から、ひとつの疑問がありました。

どうしてすごい人は、「すごい」空気をまとっているのだろう。

出逢った瞬間に感じ取れる「それ」。

どうしてわたしには「それ」がないのだろう。

それはどうやったら手に入れられるのだろう。

 

その人を覆っているムードというのか。

エネルギーとはちょっと違うし、空気というとエアリーすぎるし。

とにかく、すごい人にはみんなそれがある。

わたしはなんだかふわふわしているだけで、なんにもないのがよく分る。

 

勘だけで恐縮ですが。

多分、霊的な身体は、心の成長とともにある。

宗教と芸術はかぎりなく近いところにあって、

どちらも修行をとおして本質に行くんだと思うんです。

どちらも捨てていく作業だとも思うんです。

それからそのどちらにも、霊的な身体が出来上がっていく過程がふくまれているんだと思うんです。

 

でも、霊的なパワーをあますところなく生きることの表現として使えるひとってのは、やっぱり

身体のことを何かしらやっている人だと思うんです。

アスレチック的なことじゃなくてですよ。

 

わたしが知るなかで、もっともきれいな目をしたひとは

芸術家にひとり、宗教家にひとりです。

(きれいだと思うけど、目が細すぎてきれいなのかよく判別できない人一名)

どちらも、身体のエキスパートでもある。

 

そういうムードが欲しい。

でもまだ心にも身体にも余計なものばかりであります。

はぁ……

 

とまあ、謙虚っぽいこと言っててもどうしようもありません。

昨日は絶不調でありまして、健康管理の大切さを改めて思いました。

 

昨日は、とある会合に出ていたのですが。

「過去を清算しないと先に進めない気がする」

とかなんとかゴタクを並べるワタクシ。

それにたいして

「それはね、、、『テスト前』!」

一喝をいただきました。

 

テスト前。部屋片付けたくなっちゃうアレですよね~。

 

ちょーウケたんですけど。

 

ウケてる場合じゃなかった。

そうか。

わたしはテストに向かうのが嫌なのか。

「過去を清算しないと先に進めない気がする」

この、もっともらしいの、エゴの手口か!?

 

みたいな感じでありました。

 

 やっぱり、自分は自分にたいしてほんとにあまいんだなあ~

何者でもないくせに、何者かであるよーなフリをするなとシショーもシショーのシショーに言われたといってたな。




渇が身に染みた。 


それでね、だらだら書いてますが。

 

わたしは基本的に、本派ですけど、

熟読したウェブサイトが3つくらいあって。

 

その中でもいちばん軽くよんだわりにすごいためになったのが、

東大六郎さんのウェブサイト。

その名も「勉強すれば人生変わる」。

http://www.6rou.net/envi_top.html

(笑)

ニューアースって本、読んだことないんですけど、

ひたすらこの本の解説書いてるの。

それが面白いの。

 

昨日、結構自分のエゴに直面させられて、消沈しながら、

なんとなく六郎さんのサイトを見ていたら

 

>「4章 エゴは様々な顔でいつのまにか私たちの側にいる

 


というのが目に飛び込んで参りました。

ははは…

 

>エゴに囚われないための対策というのは… 「エゴに囚われていることに気づく」 これだけです。

 

ふう。

 長くなって明日起きられないとこまるので、てきと~に、がんばろうと思うということで。

 

また明日。

ワタシノ・グレート・ジャーニー⑧ 誕生~北米編

昨日のカレー屋さんは、漫画が良かった。

しかし。

カレーやさんに行ったのですから、

おいしいカレーが食べたいものであります。

 

高円寺のカレーやさんといえば、ニュー高円寺インディア、であります。

写真一覧 ニュー高円寺インディア 高円寺 - Retty

この安さと美味しさと温かさ。

言葉はできないけど一生懸命な接客。

はあ……見習わないとな~こういう素朴さ。

好きだな~ここのインドカレー

 

 

さて。

何とか誕生日を迎えるまでには

けりとつけないといけない!

なんていう気がしてきました。。。がんばるぞ、、、

 

小笠原諸島、父島。

ここへは、フェリーでしか行くことができません。

しかも、そのフェリーも毎日運航されているわけではありませんので

隔離状態となります。

東京都とはいえ、陸の孤島

5、6日間くらい滞在していたと思います。

 

宿に選んだ格安ユースホステルにはいろんな人が泊まっていました。

とくに、本業は別にあれど写真を撮りに来ている男のひとが幾人もいた。

 

クジラを撮る歯科医、プーさん。

痩せて真っ黒で、写真家というか冒険家という風情で、

命がけの撮影をする変わり者。

島にスクーターを持っていて、いつも数か月滞在し、

ここのことは何でも知っている。

 

つぎに、小笠原を撮る大学教授助手、Sさん、文学専修。

小笠原で出逢って10年付き合った彼女と別れたばかりだといい、

そのせいか?攻撃的なところの感じられるひとでもあった。小柄だけれど端正な顔立ち。

 

海と小笠原を撮る商社マン。

商社マン7割、写真2割、その他1割という感じ。

 

それから、私と同じく、いちげんさんの観光客ももちろんいました。

機械メーカーに勤めている30代くらいの会社員。

ものすごい男性風でカッコイイOLのSさん。

なにを目的できているのかよく分からない税理士。

とにかくイルカが好きで、イルカみたいな目をした真っ黒に日焼けした主婦

ものすごい博識なのにアルバイトしかしていないという、私より少し上の女の子。

 

なぜかそんなひとたちが、ユースホステルで一緒になって

船をチャーターし、海へ出るための小さな集団ができあがりました。

 

ご飯を食べていたら、いろんな話に花が咲いている。

わたしは話すこともなく、ただただ聞いている。

 

とくに面白かったのは、写真家歯科医プーさん。

「いや~白いひれで泳いでいたらさ、マッコウ(マッコウクジラのこと)が

俺のことイカと間違っちゃってさ~。飲み込まれかけたんだよ。

クジラは基本的に人間は食べないんだけど、

あの時は焦って、クジラの口の中にカメラを置いてきちゃったんだよ」

 

クジラの話から、歯の磨き方まで面白い。

ぶっきらぼうながら、いちげんさんにも分かるように、

話を弾ませてくれているのがわかる。

 

Sさんは対照的に、ものすごく社交的で、明るい人なんだけど

どこか人をよせつけないものがあった。

でも、朝はおどけながら「おっはよ~」とあいさつしてくれたり

「友永さんていう写真家さんの小笠原の写真がぴかいちなんだよ」と

教えてくれたり、気を使ってくれる。

 

そのほか、即席の船のなかまたちはみな、とてもいい人たちだった。

ここでしか会うことのないだろう人たち。

有限な時間の中でみんなが精いっぱい楽しもうとしている。

 

数日間は、小笠原の海へ潜りに行った。

戦争で大破した沈没船が沈む、

素潜りでどこまででもいける遠浅で美しい海。

錆びた船内に熱帯魚みたいなきれいな魚が戯れている。

 

私はわき目もふらず、潜り、ぐんぐん泳いだ。

こんな海に自分がいることが信じられない。

私たち以外誰もいない、海。

 

そのあとプーさんが、島でゆいいつ日用雑貨が売っている不思議な店に

スクーターで乗せていってくれ、ジュースをごちそうになったり、

それが翌日「あのプーが女子大生ナンパしている」という島内ニュースになったり、

夕暮れ時は、住民も観光客も、日が沈む丘に登ってビールを飲んだり、

夜は、「ヒカリゴケがね」なんて不思議な話で盛り上がったり。


なんだか、クラクラするような旅になっていった。

 

そしてついに、船で沖合にでる日がやってきた。

かんわきゅうだいその② クジラとバレンボエム

うう~む。

踊りの面白さが身に染みたはいいものの、

出来たりできなかったり。

自信が満ちたりなくなったり。

波が酷いものであります。

腰がいまいちでききっていないのであります。

背骨と頭頂がまだつながりきらないんでありますね。

あと一歩なんだけどなーーー 

この一歩何年かかんのかなーーーー

とか思ってひどく悲しくなりました。

 

やっぱり、荷を運ぶ仕事続けてたら腰できてよかったのかな。

ダメダメ、あんな重いの持ってたら腰がダメになる上に、腕が太くなるし。

でも、結局強制力が無いと朝早起きできないじゃん、私。腰の前に。

、、、とかいうチープな自問自答を繰り返してしまうダサダサの日。

 

床で呼吸を繰り返していたら

寝てしまっていた……。

 

PC仕事の神経性の疲れは減ったものの、肉体仕事の疲れが増えたため、

自分の容量がオーバーになると、バタっと来ます。

神経性のものよりわかりやすいし、気はらくですが、

キャパのなさにがっくり。

 

そんなこんなで今日。

ひと仕事終えて、かねてから気になっていた

早稲田通り沿いの高円寺のカレー屋さんに入って、

ムングダルカレーを注文。

店のキャラクターのようなクジラの絵が、やけにいい。

 

以前別の店が入っていたところを居抜いてつくった

こじゃれた店でありました。

が。

ううむ。こんな日に限って、

こじゃれた店に外れ多しの法則が命中しました。

 

だめだよ、こんなご飯の炊き方じゃ!

こんな接客じゃ~!

こんなタイの屋台みたいなイスじゃ!

こんなさらっとしたカレーじゃーダメっ!!!全然ダメ!!!!

 

身体がつかれているのも相まって酷評している自分がおります。

うつむいてご飯を食べていると、

たよりなげな漫画が目につきました。

http://otakei.otakuma.net/archives/2013061803.html 

「遠浅の部屋」(大橋裕之

 

なにこの漫画、、、

 

おもしろかった、、、、

 

ほぼほぼ、線画だけなのに

ものすごい伝わってくるものがあって、たまげました。

 

なにもわからないのに、漫画家になろうと決心して、

その決心のあまりの後ろ盾のなさにつぶされそうになりながら

ボクシング選手になるとうそをついて実家をでてきた罪悪感にさいなまれながら

まんがに込めるだけ込めて日々をおくっていた作者の自叙伝。

 

こころの動きがね、痛いほど画から伝わってきて。

さらにリズムとか、絵の配置とかがなんだか

映画というか音楽というか詩というかだね、この漫画は。

 

なんだか画面にちっちゃーくかいてある主人公が、

自分に思えてきてしょーがなかったでありました。

 

さらに。

今日、かのバレンボイムさんの動画を見ていて。

ある人がバレンボイムさんに

「あなたは、一音でクレッシェンドができる、というが、普通は不可能ですよね。

どうやって一音でクレッシェンドができるのか?

わたしはピアニストだが教えてほしい」

という質問をする。

バレンボイムさんこう答える。

 

「クレッシェンドにどれだけ情熱を燃やせるかです!

 それは教えられない。音の不思議は物理を超えているからです。

 クレッシェンドを想像しながら次の和音をひく。

 そうすれば想像上のクレッシェンドが実現します。

 ピアノの一音でクレッシェンドはできないと考えたらそこで、おわりなんだ。  

 でも、クレッシェンドを念じて次の音をひいたら、

 その結果はね、ほんとのクレッシェンドになる」

といって、ジャン、ジャーンと想像のクレッシェンドをひいてみせる。

でもってそれがまた、クレッシェンドなわけです。

 

バレンボイムすごい! 

 

念じるってすごいなー

想うってすごいなー

 

すごいすごいいってないで、

わたしもそうなりたいのであります。悔しいであります!自分が!!

うわ~ん・゚・(ノД`)・゚・。

 

体調がいまいちなんだな。笑

 

ちなみにどうやら、そこの店のキャラクター描いているの

大橋センセイじゃないかと思うにいたりました。

目が主人公と似てる。(カレー酷評していて、すいません。)

豆クジラ - Google 検索

 

ちなみに、こんなのもあった!

大橋裕之 そこにあったのが、漫画だった。 | CONTRAST